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コラム詳細
   

子どもたちの“やってみたい”気持ちを大切に
明日葉保育園鶴見園の主体性を育む保育を紹介

■明日葉保育園鶴見園の環境
~自然に触れ合えるのびのびとした環境~

明日葉保育園鶴見園は京浜急行「鶴見市場駅」から徒歩7分、落ち着いた住宅街を抜け、鶴見川すぐそばにある保育園です。
四季の草花がきれいに咲く鶴見川沿いは、地域のボランティア団体の方々が定期的に手入れをしてくださり、気持ちよくお散歩できるコースです。川には小さな魚や、たまにエイなども見ることができ、子どもたちは興味津々に覗いています。

明日葉保育園鶴見園

園には広い園庭があり、子どもたちは思い切り体を動かして存分に遊ぶことができます。

園の2階のベランダでは、土のう袋を使用した野菜の栽培を行っています。土のう袋には、子どもたちが自分の好きな絵をかき、愛着を感じながら大切に毎日水やりをしています。
今年はトウモロコシの栽培に挑戦!自分たちの背丈を超えるくらい、大きく成長しました。種まきから収穫、そして食べるところまで、命をいただく経験をし、自分で育てた野菜のおいしさを学んでいます。

■鶴見園の特徴
~異年齢との交流から、成長と思いやりの心を育む~

鶴見園では、縦割り保育を取り入れ、異年齢児の交流を大切にしています。
今日は3歳児~5歳児で「ちぇっちぇっこりゲーム」をしました。「かれーらいす」「らーめん」「ハンバーグ」の3チームに分かれ、チーム対抗戦での玉入れ合戦。♪ちぇっちぇっこり♪の音楽に合わせてノリノリで踊る子どもたち。音楽が止まったら玉入れスタートの合図です。先生が背中に背負っているかごに向かって必死に玉を入れる子どもたち。今日はハンバーグチームの勝利でした。

異年齢交流は、楽しく交流できるだけでなく、子どもたちの成長にも繋がっています。
兄弟姉妹のいない子どもたちも、保育園の中では同じ年齢の子だけでなく、お兄さんお姉さん、または弟、妹のような気持ちで関わることができます。異年齢交流によって、年上のお兄さん、お姉さんの真似をしてできることが増えたり、年下の子への思いやりの心を育んだりすることができます。

保育士が投稿した、ある日の“にやりホッと“をご紹介します。
「晴れた日の午前中、思い切り遊ぼうと少し早めに園庭に出た5歳児ひまわり組。外階段を降りながら園庭を見ると、先に遊んでいる0歳児つくし組を発見!誰からともなく「サッカーは危ないからダメだね」「鬼ごっこはやめようよ」と遊び方を話し合う声が…。自分たちよりも小さい友だちのことを自然に思いやる姿にほっこり♡園庭に降りた後はつくしさんと手を繋いで園庭中を散歩したり、コンビカーを押してあげたりと、優しいお兄さんお姉さんがいっぱいでした。

~子どもたちのやってみたい気持ちを応援し、主体性を育む保育~

夏の作品として作った巨大ジンベイザメ。夏祭りがコロナの関係で中止となってしまい、残念そうな子どもたち。せっかく作ったから何とかして生かしたい。取り急ぎ玄関に展示していますが、このあとどうする?と5歳児のひまわり会議で話しあいました。
「水族館にあげる」「ずっと飾っておく」「鶴見川に逃がす(泳がせる)」「みんなでのる」「タイヤをつけて車をつくる」…など、たくさんのアイデアが出ました。
話し合いの結果、水族館に飾ってもらえるか聞いてみようということになり、川崎水族館に電話をしました。子どもたち自ら台本を作り、ドキドキしながら電話をかけます。
結果は・・・残念ながらNGでしたが、電話のスピーカーにみんなで必死に耳を傾ける可愛らしい姿を見守りながら、保育士はほっこりした気持ちになりました。その後の会議では、案にあがっていた「タイヤをつける」ということで話が進んでいます。

子どもたちのなんでも挑戦していく姿を見て、保育士は日々子どもたちからパワーをもらい、「明日も頑張ろう」の活力に繋がっています。

~子どもたちが考案した「みらいエナジー」のカルタや紙芝居~

子どもたちに食べることを好きになってもらえるよう、明日葉保育園には、“みらいエナジー”という自社オリジナルキャラクターがあります。これは、今の食事が子どもたちの身体をつくる「みらいのエナジー(エネルギー)」になるというメッセージのもと、栄養士が考案したものです。キャラクターそれぞれには、オリジナルの名前とパワーが備わっています。
鶴見園では、子どもたちに食材に親しんでほしいという想いで、栄養士が準備したみらいエナジーグッズを保育の中でも活用しています。それぞれの食材をオリジナルの名前に替えて、例えば、タマネギだとアリシンという栄養素が多く含まれているので、“ありしんくん”という名前がついています。
“ありしんくん“のキャッチフレーズは、「からいだけではないんだよ あまいだけではないんだよ あじのへんしんわかるかな たべればけつえきさ~らさら」といったもの。キャラクター、名前、キャッチフレーズで子どもたちにもわかりやすく、食材に親しみ、栄養効果などを学ぶことができます。

給食に出てきた食材から、今日のみらいエナジーはどの子だろう?と自ら調べる子や、みらいエナジーのキャラクターへの親しみから、嫌いな野菜が食べられるようになる子もいます。

みらいエナジーのキャラクターたちに親しみを持った子どもたちは、自らみらいエナジーの紙芝居、カルタを作り始めました。
子どもたち自ら絵を書き、カルタでは神経衰弱も楽しめるように工夫しています。同じようで少し違う、ひっかけ用のイラストも考案中で、子どもたちの遊び心満載の遊び道具になっています。大人がなにかを教えなくても、子どもたちが自ら考えて、遊びを創り出しています。子どもたちの発想は、大人では思いつかないものばかり。子どもたちって、本当に天才!鶴見園の保育士・栄養士は、そんな子どもたちの様子を見守りながら、日々微笑ましく感じています。

 

【みらいエナジーのカルタ・神経衰弱】

【みらいエナジーの紙芝居】

■園長の想い

「はじめから、何事も完璧にできる人なんていません。」
そう語る鶴見園の園長は、明日葉保育園初の認可保育所・長津田園にて園長を務め、現在まで複数の園の園長を担ってきた中西聡子さんです。

失敗を重ねた分だけ、人は成長していくのだと思います。子どもも大人もまずは、何事も「やってみよう」と前向きに取り組んで欲しいと考えています。
失敗をしたときには「次は、○○してみよう」、成長したときには、「嬉しい!やってよかった」と日々の経験を積み重ね、「明日をたくましく生きる力」となるような保育を心がけています。

子どもたちだけでなく、社員の「こうしてみよう」などの発信も、「失敗してもいいから、まずはやってみたらどう?」と背中を押すのが私のスタンスです。鶴見園の子どもたちや先生にも、何事も前向きにチャレンジして、一回りも二回りも大きく成長してほしいと願っています。