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洗足こども短期大学幼児教育保育科で、明日葉保育園青葉台園の椎名園長が講義を行いました

明日葉保育園青葉台園の椎名華恵園長が、8月3日、洗足こども短期大学幼児教育保育科の学生65人を対象に、「こども理解に基づく保育計画の立案―多様な保育計画とカリキュラムマネジメント―」というテーマで講義を行いました。

講義では、明日葉保育園の事例を交えながら、こどもの育ちにつながる保育計画の考え方について伝えられました。保育園では、各園の保育理念・保育方針・保育目標に基づいて保育計画が立てられます。明日葉保育園の保育目標は「自分も人も尊重できるこども」「自分で考えて正しいことを選び取れるこども」「心も体も健やかなこども」「思いを適切に表現できるこども」の4つです。これらの目標に沿った保育計画が展開され、明日葉保育園では独自の体操プログラム「DEKITA」や食育プログラム「PAKUTTO」などのカリキュラムが導入されています。

保育計画の鍵となるのは、こども理解です。明日葉保育園で実践している具体的な手立てとして、こども理解を深めるためのマニュアル「あしたばの保育ガイド」や、情報共有をするための取り組み「にやりホッと」などを紹介しました。

椎名園長は「保育計画は事務業務ではなく、こどもの育ちを見える化するもの」であると話し、そのためにPDCAサイクルの重要性や、一人一人のこどもに適切な環境や経験を提供することの大切さを強調しました。

また、大切にしたいこどもの育ちとして非認知能力や自己肯定感を高め、こどもが主体的に遊びに夢中になって学んでいくことを挙げ、日々の保育の様子の写真を使用しながら、具体的な保育の視点や環境づくりについて紹介しました。

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最後に、椎名園長は保育士を目指す学生に向けて、「こども理解を深めることで、保育計画の考え方も広がり、単なる書類ではなく書きたいと思うものになります。私たち保育士の存在が、こどもたちの育ちの支えとなり、やりたい意欲を叶え、こどもの可能性をどう引き出してあげられるか。未来へ羽ばたくこどもの育ちに携われる、この役割の重要性を受け止めながら、常に学ぶ姿勢と、共に喜ぶ心を持ち続けていきましょう」とメッセージを送りました。

そして、今回の講義に椎名園長を招いてくださった幼児教育保育科の齊藤加奈助教は、「明日葉保育園の日常保育を切り取った写真全てが魅力的で、こどもたちって可愛い、保育って面白いと思えるような場面をたくさん紹介していただきました。学生も保育って魅力的だなと感じてくれたと思います。また、学生たちが学んでいる内容と関連させてお話していただいたことで、保育は現場に入ってからも学び続けていくものなのだと実感してもらえたのではないかと思います」と感想を伝えてくださいました。

 

 

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