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幼児のジェンダー教育をテーマに、高校生の保育園訪問を受け入れました

明日葉保育園大倉山園は1月24日、神奈川県の高校3年生2人の保育園訪問を受け入れました。

高校生らは、大学でSDGsやジェンダーについて学ぶ学部に進学する予定で、進学に先駆け「幼児のジェンダー教育」をテーマにグループワークをしています。

大倉山園の原田綾乃保育士から、保育園で園児に向けて行ったジェンダーの取り組みや、日常保育の中で意識していることについてお話しました。

 

 

高校生らは調査を進める上で、過去に大倉山園で行ったジェンダーの取り組みについての記事を見て、原田保育士へインタビューの依頼をしました。

 

▼高校生が関心をもつきっかけとなった記事はこちら

明日葉保育園、子どもたちに向けてジェンダー平等を実現するための取り組みを実施【SDGs】

 

原田保育士からは、「ジェンダーを個性の一つとして捉えてほしいと思い、取り組みを始めました。日常保育の中でも、絵本や遊びを通してジェンダーについて考えるきっかけを提供しています」とお話しました。

 

また高校生から「保育園でジェンダーについて学ぶ意義」について質問があり、原田保育士からは「こどもたちは敏感なので、私たち大人の無意識の偏見を感じ取っています。それが積み重なると、ジェンダーに限らず自分のことを主張したり、他の人のことを受け入れたりすることが難しくなります。こどもたち自身に偏見が生まれる前にこのような機会を提供することが大切だと思っています」とお話しました。

 

高校生らは原田保育士の話を聞き、「私たちがLGBTQについて知ったのは中学生の頃ですし、ジェンダーについてしっかり学ぶことができたのは高校生からでした。保育園の年齢からこのような機会を提供してもらえるのはすごくうらやましいです」と話しました。