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卒園後も安心基地として
ある日のこと。園舎の外で『だれか~開けて~!』と連呼する小学生の声がした。何事かと思い慌てて外に出てみると小学校1年生の卒園児だった。 『どうしたの?』と声をかけると、『これから学童に行くんだけど、その前にA先生(児童の5歳児の時の担任)に会いに来たの・・・』と少しだけ照れ臭そうに言った。 『そうかそうか』と言って園舎の中に招き入れると、勝手知ったる我が家のように、A先生を探して入っていく。 担任以外の働く仲間に声をかけられ恥ずかしそうにしているが、嬉しそうに満面の笑みを浮かべていた。 そして絵本の整理をしていたA先生を見かけると後ろから『会いに来たよ』と声をかけた。 A先生は驚いたのと嬉しさを表し両腕を広げると、その胸の中に飛び込んでいった。 言葉数は少なかったけど、時間も短かったけど、とても満足そうに学童に向かっていった。 その道中、『〇〇くんにも〇〇ちゃんにも、A先生に会いに行ったことを伝えて、会いに行くようにも言っておくね!』と嬉しそうに言ってくれた。 ここが彼らの安心基地になっているんだと実感できた感動の1日だった。
きっとプリンセス!
幼児クラスで、ごっこ遊びの「ロングスカート」を履いていた5歳のMちゃん。裾が引きずれて転倒しそうなため「Mちゃん」と2~3回声をかけましたが、気づかず…。「プリンセス、スカート長いから気をつけてね」と声をかけると、ぱっと振り向いて「うん、わかった!」と。何度名前で呼んでも返事はなかったのに、「プリンセス」にはすぐに反応する姿を見て、ニヤリとしました。
悩んだ答えは、、、
絵本を通してお肉の種類に興味を持ち始めたちゅーりっぷ組さん。今日の給食は唐揚げで「唐揚げって何肉からできてるのかな?」と聞くと「うーん」と悩んだ末に出てきたのが「筋肉!」と笑一生懸命考えた答えが筋肉なのがとっても可愛かったです。
気持ちが大事!
年度末最後の日。 午前中は現担任と新担任が一緒に保育をしました。 新担任を前に布団のシーツをつけようとしていた2歳児のOくんが「ぼくできるよ!」とやる気満々な様子。しかし新担任が部屋から少し出ると現担任の所へ来て「できないからやって!」と言いにきたので思わず笑ってしまいました。Oくんなりにいいところを見せたかったのですね!
かわいい言い間違え
園庭でサッカーをしていた5歳児。 サッカーをしているところを観戦していたAちゃんとEくんに、「みんなのこと見てるの?」と聞くと「うん、ワールドカップルを見てるの~!」の一言。 「カップル~!?」と思わず笑ってしまいました。
どこから出たのかな?
ご飯を食べ終わってエプロンを外すと、お腹にご飯粒が付いていたAちゃん。それを見て、「ご飯食べたから出てきちゃった~」と言っていて、ご飯がお腹に入って出てきたという発想が可愛くて面白いなと思いました!
お花のケガを手当て
公園でカタバミのお花を摘んで持って帰ってきた2歳児の男の子。園に着くと折れてしまっていました。いらないと捨てるのかなと思ったら「ケガしてる!ばんそうこう、ちょうだい!」「お花はお水飲むよ!」と折れたところに絆創膏を貼り、ヨーグルトの空き容器にお水を入れました。両手で大事そうに持って帰る姿に優しさを感じ、お兄さんになったなぁと目頭が熱くなりました。
成長した姿にほっこり
ひまわり組とのお別れ会に向けて話し合いをしたさくら組の子どもたち。保育者と「話し合いしたことはひまわり組さんには秘密にしようね。」と約束をし、1日を過ごしました。夕方1日を振り返る時間で「今日はさくら組は何して過ごしたの?」と聞かれると、今までに見たことないくらいのチームワークで「自由遊びとDEKITAだけやったよ」「うん、自由遊びした」「それ以外はしてないよ」と次々と答える子どもたち。話し合いをしたことを必死に隠そうとする姿に思わず笑ってしまったのと同時に、秘密を守りたいというみんなの気持ちが一致団結している姿に成長を感じ、ほっこりした瞬間でした。
にらめっこ
夕方の自由遊び中、急ににらめっこ大会が始まりました。子どもたちの全力変顔に負けじとこちらも全力変顔で対抗!「笑ったら負け」ルールはすぐに消えてたけど、私の変顔を見てケラケラ笑う子どもたちの笑い声と笑顔に癒されました。
飼い主さんはだあれ?
お散歩からの帰り道に、郵便局の前で飼い主さんを待っている1匹のワンちゃんがいました。その様子を見た、たんぽぽ組のRくんが「ママは‥?」と声をかけていました。 飼い主さんをママと例えながら心配している優しい気持ちにホッコリしました。